集客に繋がらないWEBサイトの特徴5選

ホームページを作ったのになかなか売上につながらない!
実はこのようにお悩みの方は多いといわれています。
今回は、集客に繋がらないWEBサイトにはいったいどんな特徴があるのか、
それぞれ改善策も踏まえながらご紹介していきます!
 
それでは、見てみましょう!

1.ナビゲーションが見えない

訪問者が必要な情報にアクセスするまでに手間や時間がかかるWEBサイトは、ユーザーにストレスを与え、離脱の原因となります。複雑なメニュー構成や、リンク先が見えにくいページは特に問題です。
 
【改善策】
・シンプルな情報設計
 メニューを整理し、ユーザーが2〜3クリックで目的のページに辿り着けるようにする。
・視覚的なガイドを追加
 アイコンや色分けでメニューをわかりやすく。
・検索機能を充実させる
コンテンツ量が多いサイトでは内部検索エンジンを強化し、訪問者がキーワードで目的の情報を見つけられるように工夫する。

2.モバイル表示が整備されていない

スマートフォンからアクセスするユーザーが増加している中で、モバイル対応していないWEBサイトは大きな機会損失を生みます。画面サイズに対応していないデザインや、崩れ、ボタンが小さすぎる等ユーザーが使いやすく設計されていないデザインが問題になります。
 
【改善策】
・レスポンシブデザインを採用
画面サイズに合わせて自動で最適化されるレスポンシブデザインを採用しましょう。
・タップ操作がしやすいサイズ感
ボタンやリンクのサイズを指で押しやすいものに調整します。
・高速表示を実現
画像や動画の圧縮、コードの最適化により、モバイル環境での表示速度を向上させます。表示まで時間のかかるサイトはその分離脱率も高くなります。

3. CTA(Call to Action)が不明確

訪問者が「次に何をするべきか」が分かりづらいWEBサイトでは、期待する行動(購入、問い合わせなど)に繋がりません。CTAが見つかりにくい、または設置されていないのが原因です。
 
※CTAとは…
Call To Action(コール トゥ アクション)の略で、Webサイトのユーザー(訪問者)を目的のページに誘導し、何らかの行動を促させる施策のことを意味します。例として購入ボタンや資料請求ボタン、問い合わせへの入り口等がこれにあたります。
 
【改善策】
・目立つCTAボタンを設置
ユーザーの目に留まりやすい場所に、視覚的に操作ボタンを配置する。
・具体的な行動確信
「今すぐ登録」「相談はこちら」など、行動を明確に示すフレーズを使う。
・ページ内に複数のCTAポイントを設定
どのタイミングで行動を起こしたくなるかはユーザーによって差があります。ページの序盤、途中、末尾等にCTAを設定して、どの段階でも行動できるようにすることで機会損失に備えることが出来ます。
 

4.読みづらいデザイン

フォントサイズが小さすぎたり、情報の重要度が分かりにくい等から、背景色と文字色のコントラストが弱くなっていたり、あるいは行間が狭く窮屈な印象を与えるようなデザインは、ユーザーにとって読みにくく、情報を理解する前にすぐにサイトから離れてしまいます。
 
【改善策】
・正しいフォントサイズ
PC、モバイルそれぞれに合ったサイズを使用し、行間や文字間も使用する箇所に合わせて適切に調整することで読みやすさを向上させます。
・コントラストを調整
背景色と文字色の組み合わせに配慮し、視認性を確保します。
・情報のまとまりに気を付け、整理する
情報をブロックごとに分け、ユーザーの視線を自然と誘導するレイアウトを心がける。
 

5.価値提案が曖昧

WEBサイトを訪問した際に「この会社が何を提供しているのか」「他とどう違うのか」が伝わらない場合、せっかくユーザーがサイトを訪れても、すぐに離脱してしまいます。
 
【改善策】
・強力なキャッチコピーやアイキャッチの構成
 トップページに「一目でわかる」独自の強みや提供価値を提示する。
・具体的な事例やデータの提案
 実績、顧客の声、数値データなどを可視化することで客観的な視点から信頼感を高めます。
・視覚要素を効果的に活用
魅力的な写真や動画を使い、商品のメリットやサービス内容をわかりやすく伝えます。
 
 
いかがでしたか?
集客に繋がらないWEBサイトには、訪問者の期待を満たしていない共通の特徴があります。ナビゲーションの分かりにくさ、モバイル対応不足、CTAの欠如、デザインの視認性の低さ、そして曖昧な価値提案について今回は改善策とともにご紹介させて頂きました。
 
ホームページで集客できない理由は他にもさまざまなケースがあります。
ターゲットや目的が不明瞭で効果的なコンテンツを制作できていないケースもあれば、運営体制が整備されておらず必要な改善を実施できていないケースもあるため、それぞれのケースに合わせて原因を特定し、対策を講じる必要があります。
 
自力で原因を特定することや具体的な対策を行うことが難しい場合は、集客導線やマーケティングに強い制作会社やwebデザイナーに相談することをおすすめします。
 
K.Okabe

K.Okabe

Web Designer
クライアントの事業や計画を細かく分析し、感情的な部分にも寄り添いながら適切な戦略を立てていくことを強みとし、web制作の範囲に留まらず、事業パートナーとして経営者に伴走可能なデザイナーとして日々多様な業界知識を学び続けて活動中。 好きな言葉はTime is money.